建築士と建築家の違いは?熊本で建築士と建てる理想の注文住宅
公開:2024.10.23 更新:2024.11.13家づくりを考える際に「建築士」と「建築家」という言葉を耳にすることがありますが、両者の違いはご存じでしょうか。建築士は国家資格を持ち、建物の設計や工事管理を行う専門家です。一方、建築家は建築士資格を持つ場合が多いものの、特にデザイン性や意匠面での工夫に注力することが多いです。
熊本においても、建築士と一緒に進める注文住宅づくりが人気で、細部まで施主の希望を反映した理想の住まいを実現することが可能です。
目次
建築士と建築家と設計士の違い
家づくりを進める中で「建築士」「建築家」「設計士」という言葉を耳にすることが多いですが、それぞれの役割や違いをしっかりと理解している方は少ないかもしれません。これらの専門職には異なる資格や役割があり、家づくりの過程でどのように関わっていくかが重要です。
◇建築士
建築士とは、建物の設計や工事管理を行うプロフェッショナルであり、国家資格を取得して名乗ることができます。建築士には「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3種類があり、それぞれ携われる建物の規模や種類が異なります。
一級建築士は国から、二級建築士は都道府県から認可を受けます。特に一級建築士は難易度の高い国家資格として知られ、住宅から商業施設、病院など幅広い建築物の設計が可能です。試験を受けるためには2〜4年以上の実務経験が必要で、合格率はわずか1割ほどという高いハードルがあります。
一方、二級建築士は主に戸建て住宅や小規模な建築物を設計する資格であり、扱える建物の規模に制限がありますが、住宅に関する深い知識を持つ専門家です。また、木造建築士は木造建物に特化した設計や工事を行う資格で、木造建築のスペシャリストとして歴史的建造物の修繕にも関わることができます。
◇建築家
一方で「建築家」という言葉は、実際には非常に曖昧で、その線引きが明確ではありません。一般的には、建築士資格を持つ人が「建築家」と呼ばれることが多いですが、資格を持たずに建築や設計に携わる人が自称しているケースもあります。
また、建築家という言葉は、特に意匠面やデザイン性に注力する人を指すことが多く、あくまで便宜的な呼称として使われることが多いです。
「建築家」を名乗る多くの人は一級建築士などの国家資格を有していると思われますが、素人が自称している場合もあるため注意が必要です。なお、社団法人日本建築家協会が主宰する民間資格も存在し、その認定には一級建築士や技術士の資格を取得し、一定の実務経験を積む必要があります。
◇設計士
設計士とは、建築家や建築士と異なり、国家資格ではなく呼称に過ぎません。主に企業に所属し、設計に関するサポート業務を行う人を指します。なお、建築士法では「100㎡未満の木造住宅に限り、設計士資格がなくても設計が可能」とされているため、特定の条件下で実際の設計業務を行うこともあります。ただし、資格を持つ建築士とは異なり、設計士の業務範囲は一般的にサポートが主体です。
建築士と進める注文住宅づくりの特徴や利点
注文住宅を建てる際、建築士と進める家づくりには多くの特徴や利点があります。建築士は、専門的な知識と技術を活かし、施主の希望やライフスタイルに合わせた設計を行い、機能的でデザイン性の高い住まいを提供してくれます。加えて、法律や構造に関する深い理解を持っているため、安全性や耐久性を確保した家づくりが可能です。
◇要望を高い次元で再現してくれる
建築士と進める注文住宅づくりの最大の特徴は、施主の要望を高い次元で形にできる点です。一般的なハウスメーカーでは満足できない、細部にこだわりたい人にとって、建築士は理想の住まいを実現するための最適なパートナーです。
建築士はヒアリングを通じて細かな要望に対応し、実現可能な方法を考え形にしてくれるため、後悔のない家づくりが可能です。
◇他にはない家を建てられる
建築士は会社の方針に縛られない自由な設計が可能で、他にはない個性的なデザインの内装・外装を実現できます。ハウスメーカーでは難しい特殊なデザインも、建築士と一緒に方法を模索し、実現できるのが大きなメリットです。
◇安価になる可能性がある
ハウスメーカーなどの家づくりでは、パッケージ化されていることが多い分、細かい費用の内訳がわからないことも少なくありません。建築士と進める注文住宅づくりの特徴として、まず費用の管理が挙げられます。
一般的に建築家に依頼すると費用が高くなるイメージがありますが、建築士は細部にわたって仕様を調整できるため、上手にコストダウンを図ることが可能です。費用の内訳をしっかり把握したい、こだわりを反映させたい人にとって、費用管理が得意な建築士は強力な味方となり、逆に安価に家を建てられることもあります。
◇厳しい条件の土地でも対応してくれる
建築士は厳しい条件の土地にも対応できるという強みがあります。ハウスメーカーでは対応が難しい特殊な形状の土地や狭小地、ひな壇状の土地なども、建築士は豊富な経験を活かして最適な設計と工事を施します。そのため、土地の条件が厳しい場合でも理想の家を実現できる柔軟性が、建築士との家づくりの大きな魅力です。
打ち合わせを大切にオンリーワンの家づくりを行う熊本の平野設計室
熊本の平野設計室では、施主との打ち合わせを大切にし、オンリーワンの家づくりを実現しています。家族のライフスタイルや要望にしっかりと耳を傾け、細部までこだわった設計を提案することで、世界にひとつだけの住まいを提供しています。
◇平野設計室のコンセプト
平野設計室のコンセプトは、顧客の「わがまま」を尊重し、長期的に満足が続く家づくりを提供することです。同社では、家が完成した時点で役割が終わるのではなく、その後も顧客の「ライフパートナー」として、施工後のサポートを継続します。
顧客の要望を十分に引き出すために、打ち合わせを徹底的に行い、顧客の人生設計やライフプランを深く理解した上で、自由設計で理想の家づくりを提案します。これにより、老後も快適で暮らしやすい家を実現することを目指しており、時間をかけても顧客の満足を最優先にすることが平野設計室のポリシーです。
◇平野設計室独自の高品質を保つための4つのポイント
平野設計室では、家づくりの品質を高めるために4つの独自の取り組みを行っています。まず、自社専用の品質基準を設け、建築基準法でカバーされていない部分にも指針を作成しています。この基準を「標準施工手引書」としてまとめ、職人や設計スタッフ、協力業者と共有することで、統一した高い品質を実現しています。
次に、現場工程チェックでは、工事が進行しすぎる前にチェックを行い、基準に適合しない箇所があれば早期に改善します。これにより、確実に高い品質を守ることができます。
さらに、現場の見える化により、お施主様がいつでも工事の進捗を確認できるシステム「GenKan-NSⓇ」を導入し、リアルタイムでの工事管理が可能です。これにより、安心して工事を見守れます。
最後に、第三者による監査を取り入れ、定期的に外部の視点から厳しい品質チェックを実施しています。この取り組みが、信頼性と品質をより高めています。これらの取り組みにより、平野設計室は常に高い品質を維持し、長く満足できる住まいを提供しています。
◇充実したアフターメンテナンス
平野設計室では、充実したアフターメンテナンスとして、20年間で12回の定期点検を行っています。万が一、点検以外で問題が発生した場合でも、連絡をもらえればその都度、点検やメンテナンスに対応してくれるため、長期間にわたって安心して暮らすことができます。
点検内容は、外回り9項目、内回り10項目、設備やその他で7項目の合計26項目にわたり、家全体をしっかりとチェックしてくれるため、家の状態を常に良好に保つことができます
平野設計室の施工事例
平野設計室では、施主のこだわりを反映したオンリーワンの家づくりを行っており、どの施工事例も高品質で魅力的なデザインが特徴です。今回は、家族の暮らしに寄り添った設計と、独自のアイデアが光る2つの施工事例をご紹介します。
◇家族の会話が弾む家
画像出典:HOME’S
こちらの施工事例は、家族とのコミュニケーションを大切にした設計が特徴です。オープンタイプのキッチンは、家族の様子を見渡しながら調理ができ、コンクリートグレーの色調がモダンで若い世代に人気です。
また、段上がりのヌックスペースは、家族との声や視線が届きながらも適度な距離感を保てるため、リラックスできる空間になっています。脱衣所を兼ねたランドリースペースは、共働き家庭にとって便利で、室内干しが多くても安心です。
リビングには吹き抜けの天井があり、2階廊下まで空間が繋がっているので、家族の動きが2階でも把握しやすく、家全体がつながる設計が魅力です。
◇中庭で開放感が味わえる家
画像出典:HOME’S
こちらの施工事例では、吹抜けと中庭を活かした明るく開放的なリビングが特徴的です。天井まで伸びる吹抜けと、家の中心に配置された中庭から差し込む光が、上下左右に広がり、開放感あふれる空間を演出しています。
施主のこだわりが詰まった内装も、家全体に調和し、快適な住まいを実現しました。四方に窓が配置された中庭は、家全体に自然光を取り込みつつ、囲まれた安全なスペースとしてお子様が安心して遊べる場所にもなっています。
「建築士」「建築家」「設計士」は家づくりに関わる専門職ですが、それぞれ役割が異なります。建築士は国家資格を持ち、建物の設計や工事管理を行い、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3つに分かれます。
一方、建築家は建築士資格を持つ場合が多いものの、資格を持たない自称建築家もいます。また、設計士は国家資格を持たず、設計のサポートを担当します。熊本の平野設計室は、顧客の要望を最大限に尊重し、自由設計で唯一無二の家づくりを行います。
特に、打ち合わせを重視し、顧客のライフスタイルに合った提案を行うことが特徴です。高い品質基準やアフターメンテナンスを提供し、長期にわたって安心して住める住まいを提供しています。
熊本で優れた建築士によるオーダーメイド住宅を建てるなら新産住拓がおすすめ
新産住拓は、こだわり抜いた木材を使用し、上質で心地よい住まいを提案する住宅メーカーです。2010年から2021年までに累計16作品がグッドデザイン賞を受賞するなど、素材を活かし、暮らしを楽しむデザインに定評があります。新産住拓は、住宅の品質に自信があるからこそ、法律で定められた期間を超える最長30年の保証を提供。「木の良さを活かす設計デザイン」によって、住むほどに愛着が湧く、美しい住まいを実現しています。
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