1000万円台で家を建てることは、不可能ではありません。むしろ、適切なポイントを押さえれば、限られた予算でも快適で満足度の高い住まいを実現することができます。コストを抑えるためには、間取りの工夫や設備の選択が重要ですが、低価格だからこそ、品質や住み心地に関しては慎重な判断が必要です。
こちらでは、1000万円台で家づくりを行う際のポイントや注意点を解説するとともに、実際に成功した施工事例をご紹介します。
1000万円台で注文住宅は建てられる?
「注文住宅は高額」というイメージを持つ方は多いかもしれませんが、実際には工夫次第で1000万円台でも理想の家を建てることは可能です。
◇土地ありなら可能
土地が既にある場合、予算1000万円台でも家を建てることは十分に可能です。建物工事費のみを考慮できるため、限られた予算でも無理なく家づくりが進められます。2021年度の建築着工統計調査によれば、一戸建て住宅の平均坪単価は約67万円となっており、例えば予算が1500万円であれば、約22坪の家が建てられる計算です。
この広さであれば、リビングが多少狭くなることを許容すれば、平屋や2階建ての3LDKの間取りも可能です。土地代がかからない分、家づくりに予算を集中させることができ、リーズナブルな価格で理想の家を実現するチャンスがあります。
◇1000万円台の家のメリット
1000万円台で建てる家には、非常に魅力的なメリットがいくつかあります。まず、費用が安い点は、最大の魅力と言えるでしょう。一般的な注文住宅に比べて初期費用が大幅に抑えられるため、自己資金のみで家を建てることができる場合も多く、住宅ローンを組む必要がないケースも少なくありません。
仮に住宅ローンを利用する場合でも、借入額を大幅に抑えられるため、返済額が少なくなり、家計への負担を軽減できます。返済期間が短くなることで、長期にわたってローンの支払いに追われることもなく、精神的な負担も大幅に減少します。
また、建て替えやリフォームがしやすいという点も魅力的です。低予算で家を建てることができるため、ライフスタイルの変化や家族の成長に合わせて、柔軟に対応できるのが特徴です。例えば、子どもが成長して部屋を増やしたり、老後にバリアフリー化したりするなど、将来的なリフォームや改築を考えても、費用の面で大きな負担を感じることなく実施できます。
建築基準法レベルの住宅性能がしっかり担保されていることも、安心できる要素です。1000万円台で建てられる家だからといって、品質が劣るわけではなく、建築基準法で定められた安全基準をしっかりと満たしています。
日本の建築基準法は、耐震性能や断熱性能、耐火性などが高いレベルで維持されています。そのため、「安かろう悪かろう」という心配は不要です。工務店は法に従い、基準を満たすために手を抜かず施工を行うため、ローコストであっても、住み心地に影響するような問題はありません。1000万円台の家でも、安心して長く暮らせる快適な住環境を提供できるのです。
1000万円台の注文住宅の特徴と注意点
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1000万円台の住宅は、コンパクトな間取りや必要最低限の設備に焦点を当てつつ、住みやすさやデザイン性を損なわない工夫が求められます。しかし、低価格だからこそ、品質や耐久性、施工後のメンテナンスに関する注意が必要です。
◇1000万円台の注文住宅の特徴
1000万円台で建てる注文住宅の主な特徴について以下で解説します。
外観デザイン
外観デザインに関しては、複雑な形状を避け、シンプルなデザインにすることで建築費を抑える仕組みが取られています。例えば、1階と2階の面積を同じにする「総二階建て」にすることで、建物の凹凸を減らし、施工コストを削減できます。さらに、屋根の形状も「片流れ屋根」などの簡素なデザインを採用することが多く、これにより屋根の施工面積も減らすことができます。
間取り
間取りに関しては、規格化されたパターンが採用されることが多く、選べるプランは限られますが、これもコストを抑えるための工夫です。間仕切りを少なくし、廊下を減らしたシンプルな間取りが基本です。
廊下を減らすことで居住スペースを確保しつつ、施工面積を抑え、コストダウンを実現します。また、水回りの配置を一カ所に集約することで、配管のコストも抑えられます。
設備と建材
設備や建材については、大量生産された標準仕様の設備を中心に使用してコストを削減しています。特別な部材や輸入材などを使うことは難しいですが、一括購入により建材費を抑え、全体的な費用削減に寄与しています。
◇1000万円台の注文住宅を建てる際の注意点
ローコスト住宅では材料が安価なため、仕上がりが安っぽくなることがあり、デザインにこだわる人には不満が残る可能性があります。モデルハウスがない場合は、過去の施工例や素材のサンプルを確認し、納得できるかをしっかり確認しましょう。
また、快適さを妥協しないことも大切です。安さを追求しすぎると、断熱性や気密性が低く、夏は暑く冬は寒い家になりがちです。耐震性能も低いと、地震時に不安を感じることがあります。快適な生活空間を維持するために、これらの性能については妥協せず、しっかり確認することが必要です。
建物価格を抑えられたことで予算に余裕ができると、オプションの追加でコストが上がり、結果的に通常の注文住宅と同じ価格になることがあります。そうならないために、土地代や諸経費も含めた総予算を事前に決め、その範囲内でアップグレードすることが大切です。
特に、キッチンや浴室、トイレといった毎日使う場所に予算をかけることで、満足度を高めながらもコストを管理できます。
アフターフォローがどこまで行われるか確認しておくことも大切です。ローコスト住宅でも、アフターフォローが不十分だと、建物の老朽化が早まるリスクがあります。そのため、信頼できるハウスメーカーや工務店を選び、保証がしっかりしているかを確認しましょう。
手の届く分かりやすい価格が魅力の熊本のジャストホーム
熊本に拠点を置くジャストホームは、手の届く価格で高品質な注文住宅を提供することに定評があります。特に、明確で分かりやすい価格設定が魅力で、予算内で理想の住まいを実現したいと考える方にとって頼れるパートナーです。
◇1000万台からの注文住宅を提案してくれる
熊本のジャストホームは、すべてが「JUST」というコンセプトで家づくりを行っており、価格も「JUST」にこだわっています。1000万円台から始められる注文住宅を提案しており、家を建てた後も余裕のある暮らしを実現できるよう配慮されています。
さらに、照明やカーテン、排水工事までを含んだ価格で提供されているため、追加費用の心配がなく、安心して家づくりを進めることができるのが大きな特徴です。
◇高品質でサービスも充実している
ジャストホームは、顧客に満足していただける快適な家づくりを目指していて、常に顧客の夢を実現することを第一に考えています。顧客の声に耳を傾け、ジャストホームの社員自身が住みたいと思える家を提供するために、品質向上に努め続けています。
また、ジャストホームは「シアーズオーナーズデスク24」を通じて、住まいに関する相談に24時間365日対応しています。営業時間に限らず、いつでも頼れるこのサービスは、住み始めてからも安心して暮らせるサポート体制として喜ばれています。
ジャストホームの施工事例
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ジャストホームは、熊本で数多くの注文住宅を手がけており、その高いデザイン性と機能性が多くの施主様から支持されています。ここでは、ジャストホームがこれまでに手がけた施工事例を通じて、こだわりの詰まった住宅の魅力をご紹介します。
◇親子が過ごしやすい機能的な間取りを実現
ジャストホームが手がけたM邸は、デザインと機能を見事に組み合わせた住まいです。まず、外観では大きな片流れ屋根が目を引き、シンプルながらもモダンで個性的な印象を与えています。内部では、勾配屋根を活かした吹き抜けのLDKが広がり、明るく開放的な空間が家族の集まる心地よい場所を作り出しています。このLDKは、光が部屋全体に行き渡る設計になっており、リラックスした雰囲気が魅力です。
さらに、M邸の特徴の一つは、玄関からLDK、ランドリースペース、寝室までを回遊できる動線です。このスムーズな動線が、家事を効率化し、日常の生活をより快適にサポートしています。また、家の中心には大容量のファミリークローゼットが設けられており、家族全員の生活用品を一カ所に収納できるため、室内がすっきりと片付いた状態を保つことができます。
そして、子どもが成長した時を見据えた間取りも特徴です。現在は家族全員で一緒に寝ていますが、将来的には水回りと収納スペースを挟んで2つの洋室を子ども部屋に使えるよう設計されており、プライバシーを保ちながら快適に過ごせる工夫がされています。このように、M邸は将来を見据えた柔軟な設計がなされた、機能的で心地よい住まいです。
◇価格以外でも満足していただけた
M邸の施主様は、土地探しからスタートしましたが、広さと購入費用のバランスが良い土地をジャストホームが見つけてくれたことに非常に満足されていました。家づくりを進める中で、ジャストホームの価格設定が明確でわかりやすく、安心して話を進められたことが決め手のひとつだったとのことです。
また、本社ショールームにキッズスペースがあり、お子様を安心して遊ばせながら打ち合わせができた点も非常に助かり、満足度の高い家づくりを進められたとおっしゃっていました。
「注文住宅は高額」というイメージを持つ方も多いですが、工夫次第で1000万円台でも理想の家を建てることは可能です。特に、土地が既にある場合は建物工事費に集中でき、コストを抑えつつ快適な住まいを実現できます。
例えば、シンプルな間取りや外観デザイン、標準仕様の設備を採用することでコストダウンが図れますが、断熱性や耐震性などの性能は妥協せずに確認することが重要です。また、予算内で無理なく理想の住まいを実現するには、信頼できる工務店を選び、アフターフォローまでしっかり確認することが必要です。
熊本のジャストホームは、1000万円台からの注文住宅を提案し、明確な価格設定と充実したサービスで多くの施主から支持を得ています。
熊本で1000万円台でも満足できる注文住宅を建てるなら新産住拓がおすすめ
新産住拓は、木の魅力を活かした美しい住まいを作る住宅メーカーです。素材の良さを大切にし、省エネ性能にもこだわることで、夏は涼しく冬は暖かい快適な家を提供しています。少ないエアコン使用で健康にも優しい住環境を実現。さらに、すべての家が「長期優良住宅」の認定を取得しているので、世代を超えて住み続けられる安心の住まいです。