熊本の注文住宅でも庭は必要?庭を作らなかった場合の後悔と必要面積
公開:2024.05.30 更新:2024.06.04注文住宅の庭は、外観や景観を良くし、バーベキューや子ども・ペットの遊び場にもなります。狭い土地では庭と駐車スペースを両立するのが難しく、平均敷地面積は地域によって異なります。工夫次第で、玄関アプローチや中庭を設け、駐車場を庭風にアレンジすることができます。
目次
注文住宅で庭はどうする?庭の必要性
庭があると外観や景色が良くなり、バーベキューや子ども・ペットの遊び場として活用できます。ガーデニングも楽しめ、日当たりや風通しも改善し、室内環境が快適になります。
◇庭の必要性と庭があることのメリット
庭があると外観や屋内からの景色も良くなります。小さい子どもがいる場合、広い庭があるとバーベキューやホームパーティーを楽しんだり、子どもやペットの遊び場としても活用できたりします。
ガーデニングや家庭菜園にも挑戦できるため、趣味が広がるのも利点の1つです。
また、日当たりや風通しがよくなるため室内が明るくなり、温度の上昇をある程度抑えられるため快適な空間づくりができます。
庭を作らなかった場合の後悔とは?
庭を設置するには、余裕ある土地を選び、風通しや見晴らしを確保することが重要です。狭い土地では庭を設置するのが難しい場合もあります。
◇土地の広さ=家の面積とはならない
庭を設置する場合、家のまわりに余裕がある土地を選ぶ必要があります。スペースに余裕があると見晴らしがよく日当たりや風通しもよくなるため、換気もしやすいのも利点です。
また狭い土地を購入すると建物の面積も狭くなるため注意が必要です。土地を購入する際は建ぺい率を把握しておいたうえで、土地を選ぶべきです。また、風通しや見晴らしなども考慮しておきましょう。
◇子供の遊びスペース等外の自由なスペースが確保できない
庭をつくらなくて後悔したケースの中には、子ども・ペットの遊び場やバーベキューをする自由なスペースが確保できないなどの声が多いです。事情があって公園に行けない場合や、公園などの遊び場が近場になく子供を遊ばせられないといった経験をした方もいます。
このとき、庭があれば公園にわざわざ行かなくても子どもやペットが安心して遊べ、自然と触れ合えるのも魅力です。
またバーベキューをする場合、庭がないと車庫などの狭い場所で行うしかなく、煙など、隣人に迷惑をかけないように配慮もしなければなりません。一方で庭があると広々としたスペースでバーベキューでき、煙が隣家に届くリスクも軽減できます。
庭はどれくらいの広さが必要?用途によって変わる必要面積
全国の注文住宅の平均坪数は37.6坪で、首都圏では敷地面積が123.3㎡、地方では222.7㎡です。庭と駐車スペースを確保するのは用途によって異なり、首都圏では難しいこともあります。
◇注文住宅の庭の平均的な面積
全国の注文住宅の平均坪数は37.6坪が平均です。戸建て住宅の平均坪数は、首都圏と地方によって異なり、敷地面積は首都圏に比べて地方のほうが広い傾向があります。
首都圏の住宅面積は104.3㎡、敷地面積は123.3㎡であるのに対し、地方では住宅面積が123㎡、敷地面積が222.7㎡です。特に地方では、住宅面積の倍以上の広さの敷地面積がある土地があるエリアも多いです。
出典元:住宅金融支援機構 2020年度フラット35の利用者調査
◇用途によって変わる必要面積
庭の用途よって必要な敷地面積も変わります。庭を設置する以外に駐車・駐輪スペースも確保しなければなりません。しかし、首都圏のように広大な土地を確保できない場合、庭と駐車・駐輪スペースを同時に確保するのは困難です。
狭い土地で庭のスペースを確保できない場合の工夫
庭が作れない場合、玄関アプローチに木や花を植えたり、中庭を設けて緑を楽しんだりする方法があります。駐車場を庭風にアレンジすることも可能です。
◇玄関アプローチを活用
敷地が狭くて庭がつくれない場合、玄関アプローチを長くしてイングリッシュガーデンのようにさまざまな木や花などを植える方法があります。また、隣家との境界に設置した塀に沿うように木などを植えると塀による圧迫感を軽減できます。
◇中庭を設けて室内から緑を楽しむ
家の周りに庭を設けられない場合は、中庭や坪庭のような小さな庭を設ける方法があります。中庭や坪庭は室内からの緑を楽しめて尚且つ採光を取り込めるため、室内が明るく開放感のある空間を実現可能です。
中庭に段差を付けると奥行きや広がりを演出でき、ホテルや商業施設にあるようなスタイリッシュな印象を与えます。
◇駐車場と庭の共生
庭をつくると駐車・駐輪スペースが確保できない場合は、庭のような駐車場にするのもひとつの方法です。駐車場の土間をレンガや土風モルタル、芝生などを組み合わせつつ植物を植えておしゃれな庭風にできます。
また、リビング前の通路に遮蔽用のウッドフェンスと植栽枡を設けたり、植栽高を上げてウッドデッキと一体化させたりする方法もあります。
注文住宅で庭を持つことには多くの利点があります。注文住宅に庭を設置すると、外観や景色が良くなり、バーベキューや子ども・ペットの遊び場として活用可能です。ガーデニングや家庭菜園も楽しめ、日当たりや風通しが改善し、室内環境が快適になるでしょう。
庭を持たないと、遊び場やバーベキューのスペースが不足し、狭い土地では建物の面積も狭くなります。
庭と駐車スペースを同時に確保するのは難しいこともあります。狭い土地では玄関アプローチや中庭を工夫し、駐車場を庭風にアレンジすることで緑を楽しむ方法があります。用途によって必要な庭の広さも変わりますが、狭い土地でも工夫次第で庭を楽しめます。
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