熊本で自然を感じる木の家づくり!快適&おしゃれな内装を実現するコツ
公開:2024.05.29 更新:2024.09.24木の家は調湿作用で快適な空間を提供し、断熱効果や抗菌効果も優れています。ただし、木造建物には内装制限があり、劣化や湿気に弱いため定期的なメンテナンスが必要です。インテリアの工夫や黒の配色でおしゃれ感を高めることができます。Nさん宅は板張り天井と露出した梁、薪ストーブなどで快適で個性的な空間を実現しています。
目次
木の家は快適な空間でより健康的な生活に
木の家は調湿作用があり、年間を通じて快適です。断熱効果や抗菌効果もあり、大気汚染物質を除去します。木の香りはストレス軽減や血圧低下に効果があり、アレルギー予防や睡眠改善にも貢献します。また木造建築は作業効率を向上させます。
◇快適な空間
木の家は、木材が持つ調湿作用によって、年間を通して快適に過ごせるのが特徴です。空気中の湿度を吸収・放出することによって、常に一定の湿度を保つことができるのは、天然素材ならではの特長といえます。
さらに、断熱効果や抗菌効果に優れ、大気汚染物質も除去してくれるので、快適な空間で生活できます。
◇より健康的な生活に
木の香りにも優れた効能があり、匂いを嗅ぐだけでストレスが軽減されたり、疲れにくくなったりと、数多くの特長があります。木の匂いによって血圧が下がることも科学的に実証されており、健康の面でさまざまな恩恵が期待されます。
また、床に木材を使用するだけでダニが減少するため、アレルギー疾患予防にも役立ちますし、木材を内装に使用することで睡眠の質が上がるという実験データも出ています。
◇作業効率が上がる可能性も
木材は仕事や勉強の効率を向上させるためにも適した素材です。木造建築の技術支援を行う団体のアンケートでは、木造校舎で学ぶ子どもたちのほうが、鉄筋コンクリート造の校舎の生徒よりも疲れにくく、勉強に集中しやすいという結果が出ています。
木材の優れた効果によりストレスが軽減され、その結果、作業効率が向上すると考えられます。
内装に木を使用する場合の課題とは?
木造建物は防火材料の使用が義務付けられ、内装制限があります。木材は劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。湿気や火に弱いため、防腐処理や不燃処理が求められます。
◇内装制限がある
建築基準法には、安全性を図るためのさまざまな規定が設けられています。病院、百貨店、ホテルなど、不特定多数の人が利用する建物の場合、壁や天井などの内装の表面仕上げ材への防火材料の使用は義務です。防火材料ではない木材を法律で規定された箇所に使用することはできません。
◇耐久性や耐火性
木材は時間と共に劣化しやすく強度や美観が損なわれることがあるため、定期的なメンテナンスや保護塗装を行い、必要に応じて補修することが大切です。
湿気にも弱く、湿度が高い環境では腐朽菌が発生しやすくなるため、湿気の多い場所には耐水性の高い木材を選ぶ、あるいは防腐処理を施した木材を使用するといった工夫が求められます。
さらに、可燃性の素材のため、防火性能を高めるために不燃処理や難燃処理を施さなければなりません。
おしゃれな木の家を実現させるためのポイントは?
木材の切り方には「板目」と「柾目」があり、柾目は高価で和モダン住宅に使用されます。木造住宅では梁や柱を見せることでインテリア効果が高まるでしょう。黒を取り入れると木の家が引き締まり、おしゃれな印象を与えます。
◇木材の切り方
木材は、カットの仕方によって「板目」と「柾目(まさめ)」の2種類に分類されます。板目というのは丸太をカットする際に、外側に近い部分を横に切ることによってできる曲線の模様です。
これに対して柾目のほうは、丸太の中心部分を縦方向にカットしますので、直線上の整った木目が現れます。
柾目は板目と比べるとそれほど多い量が取れないため、一般に価格は高めです。和モダンの住宅など、シンプルで凛とした木の家を建てたい場合には、柾目が使用されます。
◇梁や柱を見せる
梁や柱は、できるだけ見えないように仕上げるのが通常の住宅です。しかし、木材をメインに使用している家では、あえて梁や柱を露出させ、インテリアの一環として見せる手法が好んで使われています。
特に吹き抜けリビングの場合には、梁を出すことで落ち着ける空間が生まれます。
◇黒で引き締める
木の家には、黒を取り入れると全体が引き締まり、おしゃれ感が高まります。近年、床や壁などに黒を取り入れるブラックインテリアが流行していますが、木目に黒をあしらうことで、個性の強い家づくりができるのです。
自然と調和する素材を生かした住宅
Nさん宅は板張り天井と露出した木の梁で居心地の良い空間を実現し、フローリングも同じ木目・色調で統一しました。薪ストーブや和室、間接照明などが個性的な空間を演出し、バリアフリーのアプローチや美しい外観も魅力です。
◇板張り天井が美しい家
勾配のついた板張り天井と、露出した木の梁の組み合わせで、居心地のいい空間を実現したのがNさん宅です。フローリング材も板張り天井と同じ木目・色調で揃えてあるため、全体に統一感と開放感があります。リビングには薪ストーブが設置されており、まるで山小屋の中にいるような快適さを感じられるのです。
リビングと続きになっている、落ち着いた雰囲気の和室や、アイアンのオープン階段、板張り天井を照らす間接照明など、考え抜かれたアイテムがあちこちに配置され、個性的な空間が実現されています。木材を多用しながら、キッチンやトイレにはタイルを使用しており、実用性も十分です。
スロープを設置したバリアフリーのアプローチ、白い塗壁と板張りのコントラストが美しい外観など、住む人だけではなく見る人も楽しませてくれる家です。
木の家は調湿作用により年間を通して快適な空間を提供します。木材は空気中の湿度を吸収・放出することで常に一定の湿度を保ちます。これは天然素材ならではの特長です。
また、断熱効果や抗菌効果にも優れ、大気汚染物質を除去するため、健康的な生活環境を実現します。木の香りはストレス軽減や血圧低下に効果があり、アレルギー予防や睡眠改善にも寄与します。木材の特性は作業効率の向上にも繋がり、木造建築で学ぶ子どもたちのほうが集中しやすいという調査結果もあります。
しかし、木造建物には内装制限があります。建築基準法により、不特定多数の人が利用する建物では防火材料の使用が義務付けられています。木材は時間と共に劣化しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。湿気に弱く、湿度が高い環境では腐朽菌が発生しやすいため、防腐処理や耐水性の高い木材の使用が求められます。また、木材は可燃性素材であるため、不燃処理や難燃処理を施すことが必要です。
おしゃれな木の家を実現するためには、木材の切り方や梁や柱の見せ方、色の使い方に工夫が必要です。木材の切り方には「板目」と「柾目」があり、柾目は高価で和モダンの住宅に使用されます。
木造住宅では梁や柱を見せることでインテリア効果を高めることができ、特に吹き抜けリビングの場合にはくつろいだ空間を演出します。黒を取り入れることで、木の家全体が引き締まり、おしゃれ感が高まります。
Nさん宅は、勾配のついた板張り天井と露出した木の梁の組み合わせで居心地の良い空間を実現しています。フローリング材も板張り天井と同じ木目・色調で統一し、リビングには薪ストーブがあります。
和室やアイアンのオープン階段、板張り天井を照らす間接照明などが個性的な空間を演出しています。実用性にも配慮し、キッチンやトイレにはタイルを使用しています。バリアフリーのアプローチや白い塗壁と板張りのコントラストが美しい外観も特徴です。
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