木でつくる注文住宅！熊本でおすすめの住宅メーカー2選 | 熊本「木の家」注文住宅マガジン

これから注文住宅を建築しようと考えている方の中には、木材をメインに建築したいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。木材はコンクリートや鉄に比べて熱伝導率が低く、湿気の吸収性や放出性に優れています。

そのため、夏は涼しく冬は暖かい家を建てることが可能です。ただし、施工には確かな技術とノウハウが必要となるため、住宅の品質が施工会社の力量に左右されやすいという側面もあります。つまり、木材で注文住宅を建築する場合は、施工会社の選択が非常に重要になります。

木の家の特徴とは？

木造住宅は、その名の通り木材を主要な建材として使用する住宅です。以下に木の家の特徴を詳しく説明します。

まず、木材は自然素材であり、その温かみや風合いが木造住宅の魅力です。木の家は自然と調和し、心地よい居住空間を提供します。

木造住宅は優れた断熱性を持ちます。木材は熱伝導率が低く、外部の気温変化から室内を守ります。夏は涼しく冬は暖かく、エネルギー効率が高く快適な住環境を提供します。

また、木の家は地震に対しても優れた耐震性を持っています。木材は柔軟性があり、地震時の揺れに対して適度に柔らかく反応し、地震のダメージを軽減します。

木造住宅のもう一つの魅力は設計の自由度です。木材は加工しやすく、様々な形状やデザインに応用することができます。そのため、個性的な間取りやデザインを実現できます。

さらに、木の家は環境に優しい住宅です。木材は再生可能な資源であり、森林の保護や炭素吸収に貢献します。木材の使用は環境に与える負荷を減らし、持続可能な建築に寄与します。

木造住宅は建築コストを抑えやすいというメリットもあります。木材は比較的入手しやすく加工もしやすいため、建築費用を抑制することができます。また、施工期間も短く済む場合があります。

以上が木の家の主な特徴です。木造住宅は自然素材の温もりや環境への配慮、耐震性や設計の自由度など、多くの魅力を持っています。そのため、多くの人々に愛され、選ばれています。

木の家とコンクリート住宅の違いは？

では次に木の家とコンクリート素材を比較してみましょう。

断熱性

木の家は木材の断熱性が高いため、外部からの熱や冷気の侵入を抑えることができます。一方、コンクリートは熱伝導率が高く断熱性に劣るため、断熱材を追加する必要があります。

耐震性

木の家は柔軟性があり、地震時の揺れに対して適度に反応します。地震のエネルギーを吸収するため、構造への負荷を軽減できます。一方、コンクリートは剛性が高く、地震の揺れに対して直接的に反応する傾向があります。

建築コスト

木の家は比較的低コストで建築できる場合があります。木材は入手しやすく、加工もしやすいため、建築費用を抑えることができます。一方、コンクリートは原料の調達や施工の複雑さから、一般的に建築コストが高くなる傾向があります。

環境への負荷

木の家は再生可能な資源であり、建築時の炭素排出量が比較的少ないため、環境への負荷が軽減されます。また、木材は二酸化炭素を吸収する能力があり、森林保護にも貢献します。コンクリートは製造時に多くのエネルギーを消費し、二酸化炭素を排出するため、環境への影響が大きいとされています。

設計の自由度

木の家は木材の加工性が高く、自由なデザインや間取りが実現できます。柱や梁の形状を自由に設計できるため、個性的な住まいを創り上げることができます。一方、コンクリートは形状に制約があり、設計の自由度がやや制限されることがあります。

以上が木の家とコンクリート素材の比較です。木の家は断熱性や耐震性、建築コスト、環境への負荷、設計の自由度などの面で特徴があります。一方、コンクリートは剛性や耐久性に優れており、異なる利点を持っています。適切な建築材料は、予算、環境への配慮、好みなど、個々のニーズや要件に基づいて選択されるべきです。

熊本で木の注文住宅を建てるならこのメーカー

前述したように、木造住宅には建築コストを抑えやすい、設計の自由度が高い、吸水性・吸湿性や断熱性に優れているといった魅力があります。ただし、木造住宅の施工には確かな技術と蓄積されたノウハウが必要となるため、住宅の品質が施工会社の力量に左右されやすいという側面もあります。

熊本で木の注文住宅を建てる際には、以下のポイントに注目してハウスメーカーを選ぶことが重要です。

信頼性と実績

ハウスメーカーの実績や信頼性を確認しましょう。過去の施工実績や口コミ、評判などを調査して、信頼できるメーカーを選びましょう。

技術力とノウハウ

木造住宅の施工には高い技術力とノウハウが必要です。メーカーの技術力や施工品質管理体制、職人の技術力などを確認しましょう。

設計の自由度

木の注文住宅では、自分の希望に合わせた間取りやデザインを実現したいと考えることが多いです。メーカーの設計の自由度やカスタマイズの範囲を確認し、自分の要望に応えてくれるかを見極めましょう。

施工体制とアフターサービス

施工中のスケジュール管理や品質管理、そして建築後のアフターサービス体制も重要です。信頼できる施工体制と充実したアフターサービスを提供してくれるメーカーを選ぶことが望ましいです。

これらのポイントを考慮しながら、熊本で木の注文住宅を建てる際に最適なハウスメーカーを選ぶことが大切です。複数のメーカーとの打ち合わせや見積もり比較を行い、自分の要望に合った選択をしましょう。

つまり、木の注文住宅を建築する場合は、施工会社選びが重要になります。選び方によって、理想の住まいを手に入れられるかどうかが決まるといっても過言ではありません。そこで、ここでは熊本で木の注文住宅を建てる際におすすめしたいメーカー2社の特徴や工法などをご紹介します。

新産住拓株式会社

画像出典：新産住拓

最初にご紹介するのは、新産住拓株式会社です。新産住拓株式会社は、1964年に創業した熊本の住宅メーカーで、創業から55年以上にわたり熊本の地で累計6,000邸以上の家づくりに携わっています。

「新産住拓」という社名の「住拓」という漢字表記に違和感を覚えた方がいらっしゃるかもしれませんが、これは漢字表記を間違えているわけではありません。この社名には「お客さまにとって最良の住まいとは何かを常に探求し、開拓し続けたい」との思いが込められています。

そんな新産住拓がこだわっているのが、「木の家」です。木にはストレスを和らげたり、体の免疫力を高めるといったさまざまな効果があることが、医学的にも分かってきました。新産住拓では、そんな木の良さを100%引き出せるよう、ていねいな家づくりにこだわっています。

人吉・球磨など地元熊本の良質な木材を家づくりに使用している点も、新産住拓の大きな特徴です。最近は海外からの輸入木材を使用する住宅メーカーが多いなかで、新産住拓は木材の産地にもこだわって家づくりを行っています。

地元で育った木は、その土地の天候や気温、湿度などに適応するため、住宅用の木材として加工した後もその土地の風土になじむのです。そういった理由から、新産住拓は木の産地にこだわり、より快適でより強い家づくりを目指しています。

また、長く快適に住み続けられる高性能な住宅を意味する「長期優良住宅」の認定を標準仕様としている点も新産住拓の特徴です。さらに設計デザインに関しても「グッドデザイン賞」を受賞するなど、全国の地元密着型住宅会社の中でもトップクラスの実績を誇ります。

会社名：新産住拓株式会社
代表者名：代表取締役社長 小山英文
所在地：熊本県熊本市南区近見8丁目9-85
連絡先：0120-096-112
HP：https://www.shinsan.com/

住友林業株式会社

画像出典：住友林業

住友林業株式会社は、言わずと知れた大手住宅メーカーのひとつで、創業以来330年以上の歴史を誇ります。住友林業の家づくりの特徴のひとつが、耐震性能の高さです。住友林業の家は、耐震等級3を標準構造としており、2011年に発生した東日本大震災でも半壊や全壊の被害を免れた家が比較的多かったといわれています。

また、耐震性能の高さに加えて、断熱性能や耐久性能、耐火性能などの高さも住友林業の家づくりにおける特徴です。さらに住友林業の家づくりは、間取りやデザインなど設計の自由度が高いことでも知られており、ビックフレーム構法は住友林業の代名詞ともいえます。

ビックフレーム構法とは、木造でありながら鉄骨なみの大開口・大空間を実現しつつ、鉄骨以上の高い間取りの自由度を実現した工法のことです。ビックフレーム構法は、従来の工法である木造軸組工法やツーバイフォー工法の欠点を解消した工法だといわれており、設計の自由度は格段に高くなります。

そのため、間取りやデザインなどの設計にこだわった注文住宅を建てたい方には、住友林業がおすすめです。

会社名：住友林業株式会社
代表者名：東京都千代田区大手町一丁目3番2号（経団連会館）
所在地：代表取締役 社長 光吉敏郎
連絡先：03-3214-2220
HP：https://sfc.jp/

木造住宅には、断熱性能の高さや住む人の健康や癒しになるといった様々なメリットがあります。また、建築コストを抑えやすいという経済的なメリットもあります。ただし、木造住宅の施工には確かな技術やノウハウが必要となるため、施工会社選びが非常に重要です。

熊本で木造の注文住宅を建てるなら、木にこだわり、地元の木材にもこだわっている新産住拓がおすすめです。設計自由度も高く、デザイン性にも優れた新産住拓の家づくりで理想の住まいを実現してみてはいかがでしょうか。